肩の痛みが出てレントゲンを撮っても問題はない。
「湿布と痛み止めで様子を見ましょう…」
そう言われたものの、痛みがほとんど変わらない。
スポーツ中どころか日常生活でも痛みが出る。
ネットで調べると様々な原因が出てきて不安になってきた・・・。
肩は様々な筋肉、いくつもの関節や靱帯で作られています。
身体の中でも複雑な構造になっているので、一般的には原因が突き止めにくく痛みも引きづらい部位です。
動かさないように意識しても日常生活では必ず使いますし、スポーツ活動ではなおさらですね。
ゴルフ、テニス、バドミントン、トレーニングなどどの競技にも関わってきます。
電気やマッサージをしても一時的には楽になるものの、運動ができるレベルまでは回復しない。
それもそのはず。肩の痛みは、肩にだけアプローチしても良くならないのです。
では何が原因となっているのでしょうか?
当院が考える3つの原因についてご説明しましょう。
では、その3つの原因とはなにか?
それは「骨盤の歪み」、「胸椎、肋骨の動き」、「重心バランスの崩れ」です。
骨盤の歪みは、整体に行ったことがある方は指摘されたこともあるのではないでしょうか?
骨盤は人間の体において全ての土台となっています。骨盤の上には背骨があり、骨盤が歪んだ状態のままだと背骨も歪んでしまいます。その結果、筋肉にストレスが加わり痛みを引き起こすことがあります。
とくに後述する「胸椎」に問題があると肩の痛みが出てしまいます。胸椎は肩や肘の運動の支点となるポイントなので、背中が硬かったり姿勢が悪い方は注意が必要です。
また、骨盤には上半身と下半身をつなぐ重要な役割があります。スポーツの動作では、踏み込む足の力や身体の捻りを腕を振るスピードに変えていきます。
この時に骨盤が歪んでいれば思ったとおりの力が発揮できず、肩や腕の力に頼ることになってしまいます。
結果的に肩への負担が増え痛みが出てしまうのです。